動植物性油脂から合成された界面活性剤の洗浄力に関する研究

 近年、SDGsを意識した商品開発が重要視されている。一般に販売されている合成洗剤は化石燃料を使ったものがほとんどであり、SDGsの観点からも化石燃料を使わない自然由来の洗剤を開発することが重要である。そこで本研究では、…

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食用油の加熱劣化に対する新しい評価方法の開発

 “とんかつ”などの揚げ物を作る際に大量の食用油が必要となる。食用油を定期的に交換しないと,その油の品質が低下し風味や触感が悪くなり美味しいとんかつではなくなってしまう。さらに,この様な状況が進行した食品を摂取した場合,…

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ドープ型ZnS:Mn2+ナノ蛍光体の蛍光メカニズムの解明

ナノクリスタル蛍光体(ナノ蛍光体)は,耐退色性と蛍光寿命に優れ,蛍光波長のチューニングが容易であることから,次世代のフォトニクス材料として注目を集めている。しかしながら, ナノ蛍光体の詳細な蛍光メカニズムは未だ明らかにな…

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アボガドロ定数の再現値を用いた金属劣化の評価

 錆や傷などの金属劣化を評価する方法として,破壊法と非破壊法がある。しかしながら,これらの方法は非常に難解であり,高度な専門性が必要であるため,より簡単な金属劣化の評価方法が必要であると考えられる。 最近,高校の化学の授…

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サリチル酸/メタノール系における安全なサリチル酸メチルの合成

 エステル化反応の代表的な触媒として濃硫酸がある。濃硫酸には酸触媒作用と脱水作用があり,エステル化反応において,その2つの作用は必要不可欠である。酸触媒作用はプロトンの働きによりエステル化を促進させ,脱水作用はエステルが…

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エタノールを含むアルギン酸バリウムゲル粒子の自己駆動運動

 アルギン酸ナトリウム水溶液にエタノールを加えてからゲル化させると,ゲル粒子が水溶液の表面を自発的に運動する。この現象について次の2点について調べた。1点目はゲル粒子の動きと表面張力の関係ついてである。これを実験的に調べ…

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酸化亜鉛の光触媒作用による有機化合物の光分解反応

代表的な光触媒物質である酸化チタン“TiO2”は除菌・浄化を目的として手術室の壁や建物の外壁などと,最先端の分野から身近なものにまでその利用が進められている。一方,TiO2と同じようなバンドギャップを持つ酸化亜鉛“ZnO…

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メイラード反応におけるアミノ酸置換基の影響

 メイラード反応とは,糖とアミノ酸を加熱することにより褐色物質のメラノイジンと風味成分が生成される反応である。本研究から,その第一段階として,複合反応であるメイラード反応に対し,擬一次反応を仮定したメイラード反応速度定数…

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