毎冬、静電気の発生を防止するために色々な場面で静電気防止剤が使われている。静電気防止剤の主成分は界面活性剤であり、衣服に塗布することで表面に界面活性剤の膜が形成される。空気中の水分子が界面活性剤と結びつき静電気の帯電が防止される。その結果、静電気を原因とする不快な現象が減る。しかしながら衣服の素材の違いで静電気がどの程度防げるのかの詳細はわかっていない。 そこで本研究では、衣服の素材の違いによ…
Read more... 静電気防止剤の静電気防止効果に関する研究カテゴリー: student physics
エタノールを含むアルギン酸バリウムゲル粒子の自己駆動運動
アルギン酸ナトリウム水溶液にエタノールを加えてからゲル化させると,ゲル粒子が水溶液の表面を自発的に運動する。この現象について次の2点について調べた。1点目はゲル粒子の動きと表面張力の関係ついてである。これを実験的に調べるとエタノールには水溶液の表面張力を小さくする働きがあり,ゲル粒子周囲の水溶液の表面張力の差によってゲル粒子が動くことがわかった。2点目はゲル粒子の運動の軌跡や速さについて動画解析…
Read more... エタノールを含むアルギン酸バリウムゲル粒子の自己駆動運動電磁誘導を利用した風振動発電機の開発
振動エネルギーは再生可能エネルギーの一つであり,身近には溢れているが,現状ではその多くが活用されていない。そこで本研究では,身近で発生する振動エネルギーの中でも特に,風によって揺れる木々から振動エネルギーを効率的に活用するための風振動発電機を開発することを目的とした。 風振動発電機を開発するために,電磁誘導を用いた風振動発電システム,発電方法,発電量の評価方法,および風振動発電機の設置場所を確立…
Read more... 電磁誘導を利用した風振動発電機の開発