市場には多くのポンプ型手洗いセッケンがあり、その種類は大きく分けて、泡タイプ、液体タイプ、ジェルタイプの3種類である。消費者の観点から、対費用効果の高いポンプ型手洗いセッケンを選択することが重要である。そこで本研究では、ポンプ型手洗いセッケンの内容物である液体セッケンの量に対し、実際に使える液体セッケンの量の割合や洗浄力などを評価し、3種類のポンプ型手洗いセッケンの対費用効果を比較した。その結果、泡タイプのポンプ型手洗いセッケンが最も対費用効果が高いことが分かった。
大矢 颯海、江間 祐貴、山口 悟*
茨城県立日立第一高等学校 化学部 〒317-0063 茨城県日立市若葉町3-15-1
(2021年8月19日 受付;2021年9月10日 受理)