酸塩基滴定に関する用語の考察

山口 悟
茨城県立水戸第一高等学校 〒310-0011 茨城県水戸市三の丸3-10-1

文献調査と実験及びコンピュータシミュレーションから、高校の教科書や資料に掲載されていない“多価酸→1価塩基”の滴定曲線を明らかにし、中和滴定に関する適当な用語を調査・検討した。
 本研究は、本校の化学部員である高校生が主体となって行った研究である。高校生が研究活動に取り組み、高校生の視点から教科書や資料をどのように捉えているのかを報告する。さらに、本研究より得られた結果から、教科書や資料に対する高校生目線の改善点に関しても報告する。